えりおのそら

定年まであと一年というところで「適応障害」の診断を受けた旦那様。 躁うつ病の私と異食症の猫が、はたして旦那様をサポートできるのか。そんな日々を綴ったブログです。お気に入りのサウナ施設やグルメなども紹介します。

復職へのプロセス

復職

 

通院している診療内科で、復職へ向けての過程の説明がありました。

<療養期> 回復初期  → 症状が少し良くなったことを実感できる時期 生活安定期 → 症状がほぼなくなり、仕事に行かなければ支障なく日常生活が送れる時期
<行動活性期> 寛解安定期 → 日常の生活リズムが安定し、趣味などが十分に楽しめる時期 復職準備期 → 寛解安定期が一定期間維持できており、復職に向けた課題に積極的に取り組む時期
<労働可能期> 職場復帰の手続きを行い、実際に職場復帰を果たす時期

 


 

休職して一週間ほど経つとゆっくり寝れるようになり、回復してきたと感じられました(回復初期)

その後は家事を手伝ってくれるようになりましたが、 規則正しく生活をしないとダメになってしまうという焦りがあったようで、 「ゆっくりでいいよ!」と何度も声を掛けましたが、気持ちばかり先走っているようでした。

 

うつ病」は、日常生活に支障が出るほどの強い落ち込み、意欲の低下が続く病気なのに対して、「適応障害」は同じような症状ではありますが、ストレスの原因となっているものから離れれば、通常の生活が送れるというものです。

 

適応障害」のだんな様は、家に居れば比較的普通の生活が送れました(生活安定期)

 

しかし、かなり回復してきたと思っていたある日、職場から一本の電話が入りました。 しばらく話して電話を切ったあと、

「何だった?」と聞くと「仕事の内容で分からないことがあったみたいで・・・」

そう答えた顔が真っ青だったのです。

 

通常の生活は良いのに、仕事というキーワードが入ると人が変わったようになってしまう。

復職への道のりは遠いな・・・と感じました。

 

 

 

復職プログラム

 

通院している診療内科では、リワークデイサービスというプログラムがあります。

・ 復職や社会復帰を目指しトレーニングする。 ・ 人間関係が苦手な人でも、仲間を作る練習ができる。 ・ 専門スタッフがいるので、専門的な視点から相談に乗ってもらえる。 ・ 昼夜逆転した生活をなおし、生活リズムを取り戻す。

 

一日の流れ

 9:30   ウオーミングアップ 10:10   自習・休憩 10:40         午前プログラム 12:00   休憩

13:20   午後プログラム 14:40   各自振り返り 15:10   一日の感想 15:30   終了

 

月・水・木・金と通い、かなりハードな内容だそうです。 院長先生いわく、社会に戻るには厳しく訓練しなくてはならないと。

お弁当付きだし、落ち着いたら旦那様に通って欲しいなと思いましたが、 料金が・・・

 

自立支援医療制度(1割負担)利用で 1日約710円 健康保険証   (3割負担) 利用で 1日約2,140円

 

高いか安いかは人それぞれですが、1日約2,140円で何週くらい通うのでしょうか。

休職中のわが家には厳しいかな・・・