パーキンソン病に朗報
治療に光
手足の震えやこわばりが起こる難病「パーキンソン病」
だんな様は3年前この病を発病しました。
個人差はありますが、パーキンソン病はだんだん身体が動かなくなり、10年後には寝た
きりになると言われおり、治療法もない絶望的な病でした。
しかし先日、その「パーキンソン病」の発病の仕組みが解明したと、富山大学研究チームより発表
があったのです。
これまで「パーキンソン病」は、神経伝達物質ドーパミンが不足することで全身の運動
機能に障害が起こると言われていて、ドーパミンを補充する対処療法が中心でした。
しかし富山大学の研究チームにより、「パーキンソン病」に関わる分子「PARK9」に
異常があると、病気の原因となるタンパク質を分解できず、神経細胞が死んで発症につ
ながるという仕組みを突き止めたのです。
「PARK9」に異常
↓
リソソームの分解能力低下
↓
αシヌクレインが蓄積
↓
神経細胞の死
↓
発症
きっと大丈夫
現在、パーキンソン病患者は国内で30万人、世界では100万人と言われています。
これだけの患者がいる中で、病気の寛解に向けてたくさんの研究が行われていたので、
だんな様が発症した時も、近いうちに必ず原因が分かり、そして新薬が発表されると確
信していました。
本当に良かった・・・現実になった。
今回の発表で私たちのように、希望の光がさした人がどれだけいることでしょうか。
新薬が発表され治療法は確立するまで、まだ数年かかると思います。
それまで、美味しい物を食べて身体を動かし、そして可愛い娘や孫たちの側でドーパミンがたくさん
出る楽しい毎日を送りながら、夢にみたその日を心待ちにしたいと思います。
|